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『決算書理解講座44 経費の比較』 [資金繰]

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前回の決算書理解講座43では「利益の分析」について説明しました。今回は、「経費の比較」について説明したいと思います。

経費についても個別的な内容をひとつずつ見ていくことから分析していきます。
利益の分析と同様に、2期比較してみるとわかりやすくなります。

280511データ写真

上記の例を見てまず思うことは、どの経費も軒並み増えているという点に気づく方が多いかと思います。

中でも、①人件費+120、⑤運賃+28 ②交際費+22、⑥旅費交通費+18、⑦広告費+14、が目につきますね。

また、対前期比で見ても、②交際費210.0%、①人件費185.7%、⑥旅費交通費175.0%、⑤運賃160.9%、⑦広告費170.0%、が目につきます。

順番の違いはあるものの、増加の絶対額、対前期比、いずれも上位5つは同じ項目が並んでいます。

これらの5つの経費には、ひとつの共通点を見だすことができます。

人件費は別として、他の4つの経費はいずれも販売にまつわる経費だという点です。

例えば、大きな修繕をした「修繕費」や備品を多めに購入した「消耗品費」というような内部管理費的な経費ではなく、交際費、運賃、旅費交通費、広告費といった販売費関係の費用増が目につく点に気づくかと思います。

 
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次に、この5つの中でも最も増加額の多い、人件費の内容などを分析していく形を取っていきます。

前期と比較し、
・人員は何人の増減?
・1人当たりの月間売上高は?
・1人当たりの月間人件費は?
・1人当たりの月間経常利益は?
といった点を2期比較し、ベースアップによる人件費増なのか、また、人員を増やしたことによる人件費増なのか、また、人件費を増やしたことによる利益はちゃんと付いてきているのか、などを分析していきます。

ご理解頂けましたでしょうか?

次回は、「金利の重さ」について説明したいと思います。お楽しみに!



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